アメリカから来たドゥーゲンという青年

先週の話になりますが、我が家にアメリカからドゥーゲンという青年がやってきました。
日本人の母とアメリカ人の父を両親に持つ18歳のハーフの青年です。

彼のお母さんはテキサスに住みながらも、日本のたーくさんのお母さん方からマミ~と呼ばれ慕われています。
子育て中のお母さんには、これ。強くお勧めします。
今現在のマミ~はこんなことやってます。

さてさて、ドゥーゲン君は今沖縄から北海道まで、一人で日本縦断旅行をしております。
各地で知人(といっても、ドゥーゲンはほとんど初対面)の家に宿泊しながら急ピッチで北上するという・・・なんともハードでエキサイティングな旅行であります。
しょっぱなの沖縄に続いて2番目が宮崎の我が家でありました。

彼がどんな風に育てられたか。マミ~が自身のエピソードをいろいろと紹介されているので、私の中には勝手に作り上げた想像上のドゥーゲン像があったのですが、彼にしてみれば私は旅の予定が決まってから初めて知った存在。ばりばり初対面なので、ひとまずそういう先入観は極力はずして応対するように努めました。(いやー、実際はこんなこと知ってるよ、とか喉まで出かかってましたわ・・・)

沖縄はあいにくの台風で飛行機が飛ぶのか直前まで心配しましたが、雨台風だったようで大したことなくて本当によかった。
娘4人を引き連れて、夕方宮崎空港でお出迎え。
まず出会えないことには始まらないので、到着後手荷物を待つ人の群れの中からそれらしき人物を探す。探す。
ふむふむ。イメージ通り。
マミ~からの直前の情報は「女性を緊張させるタイプ」(これだけしっかり頭に残ってた)だったので、言葉を発しない青年とか、愛想もへったくれもない青年とか想像して、どんな奴やねん!!という気持ちが心の隅にありましたが。
手荷物を受け取り、なぜか誰も使わない一番奥のドアから出てきたドゥーゲン。予想外の出口で私は一瞬見失いましたが、そういう常識的な予想とは無縁の娘たちが見ていました。
「ドゥーゲン?」と聞くと、「はい。」と。シェイクハンズしたときの笑顔がなんとも幼くてキュートだったので、私は一発であ、これなら大丈夫だなと安心したのでした。

夜だったので、空港近くのこんなお店で食事。
ドゥーゲンはすぐに子どもの名前を覚えて、「花ちゃん、どれがいいと思う?」とか聞いてました。
で、ドゥーゲンの注文はとりあえずうどん屋先輩の長女が決めてました。
しばし食の話になりましたが、「アメリカンフードってどんなの?」って聞くと、ドゥーゲンは考えてから「hamburgerとか?」って言ってました(笑)。やっぱりそれかい。
メニューを見ながらひらがなだけ拾って「アメリカではそばの方が手に入りやすいです、Chinese townとかで」って言ってたけど、それってひょっとしてラーメンのようなもののことだったのかな?
ドゥーゲンは結局かしわうどん(鶏肉のうどん)を食べたのだけど、日本のそば知らなければ食べさせてあげたらよかった。

空港から我が家まで1時間以上かかるので、途中で温泉によって帰る予定にしていました。
閉館時間ぎりぎりだったので、食事もそこそこに車を走らせたのですが。。。
あろうことか、自分の家までの道を間違えた私。。。
めったに走らない高速だったのよ!!暗かったのよ!!
興奮しておしゃべりに夢中になりすぎて、ジャンクションの表示完全に見落としてました。
はて?今横目でちらりとみえたインターチェンジの案内は我が家と逆方向・・・
こんなときに限って出口がないし・・・
結局、私も行ったことのないインターまでドライブするはめになり、温泉どころじゃなくなりました。
「あ、やべ、間違えた」と言う私の焦りにただならぬものを感じたのか、三女は「怖いぃー。怖いぃー。」と泣き出すし。こういうときはやみくもに「大丈夫よー」と言うよりも、状況を客観的に説明すべしと開き直り、「何km先のこれこれこういうインターチェンジでおりてこっちむきに走るわ。あと何十分で家に着く予定だからね」と5歳の三女に話しながら、実は「やべー。やべー」と思っている自分自身に言い聞かせていたのでした。
焦りつつ「私どじなの。こういうミスをよくやらかすの」なんて自嘲している私の言い訳もどこ吹く風で、ドゥーゲンはアメリカと日本のhighwayについて比較・考察しておりました。

そんなこんなで温泉にも行けずにやっとこ帰り着きました。
暗闇にぼんやりと浮かび上がるシルエットを見て、ドゥーゲンは「ここは家って言うよりも、ぐすくのようですね。」と。いかにも沖縄帰りな感想でした(笑)。私はぐすく(城)の意味を知っていたから言いたいこと分かったけど。
両親の家に間借してる私が言うのもなんですが、門と池と広い庭があって、まあでかいのです。

うちは私達夫婦+子ども4人、夫の両親、総勢8人家族です。宮崎ではふつうですが、都会では大家族と言われるでしょうね。ちなみに、離れの隠居屋敷には夫の祖母もいます。

私と子ども以外、皆宮崎人にしてはめずらしくきびきび、てきぱき動く人たちで、他人のことには首を突っ込まずとてもドライな性格なので、ドゥーゲンには「ひょっとすると皆あんまりおしゃべりしないかもしれないけど、気にしないでね」と言っていました。
数日前に「5日に友人の息子が遊びにくるから。アメリカの若い子。2泊させてね。」「ふうん。」くらいの会話しかしていませんでしたが、義父母が思いのほか温かく迎えてくれたのが私はとってもうれしかったです。

義父とドゥーゲンの会話は今思い出しても笑いがこみあげてしまう。
また今度その話書きます。
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by hasamisa | 2010-09-16 00:50
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